動線と収納にこだわった 家族がリビングに集う木の家 / 足利市
子ども三人、五人家族の二階建ての家。
家づくりのきっかけ___
「長女が小学校に入る前に、学区内に引っ越すことがきっかけでした。」
抱えていた悩み___
「暑い寒いもそうだし、収納が少なくモノがあふれていたこと。洗濯動線が悪いことやリビングに背を向け料理をするため、子どもたちの様子が分かりづらいことが悩みでした。あと、アパートの二階に住んでいたので騒音が気になり毎日ストレスでした。」
どんな暮らしがしたかった?___
「一番は、家族みんなが笑顔で過ごせる暮らし。家事動線や収納が考えられた、子育てしやすい家。お気に入りに囲まれた心地よい暮らし。」
家づくりで一番の思い出エピソード___
「三人目を妊娠中に、夜な夜なInstagramやネットでの情報収集しながら間取りを考えたのが、一番大変でした。やるからには後悔したくなくて必死でした。でも、どんどんカタチになっていく様子がワクワクして楽しかったです。」
こだわり・お気に入りは?___
「いっぱいあるのですが(笑)なんといっても無垢床が最高。傷付きやすいなどのデメリット以上の魅力があります。靴下履くのが嫌なくらい、一年中素足がいい。夏はサラサラ。木の表情、香り、質感が大好き。また部屋が散らかってもすぐ片付く、適材適所の造作収納。家族の生活動線や家事動線を考えた間取りが、暮らしやすくてとても気に入っています。」
玄関正面には、収納付き飾り棚を設置。家に入ってまず目に入る場所なので、お気に入りのインテリアや季節の飾りが置けるように。また玄関をすっきり見せるために、家族用とお客さま入り口を分けました。
靴だけでなく、バッグやコート、マスク、ハンカチ、ティッシュ。外遊びのおもちゃなども置けるように広めのシューズクローク。外で使うモノの定位置をつくることで、リビングに持ち込むのを防ぎます。子どもが身支度を自分でできる仕組みを、収納で解決。
リビング全体が見渡せるアイランドキッチンは、子供たちを見守りながら料理ができます。
キッチンカウンターテーブルでは、子どものお絵描きやお勉強、パソコン作業や食事もできたり大活躍です。
キッチンのすぐ横の一帖パントリーがあるおかげで、いつもすっきり保てます。中に冷凍物ストック用の冷凍庫を入れたかったので、コンセントも付けました。
適材適所の造作収納で、買い足した収納家具はありません。部屋がすっきりして見え、開放的になりました。
リビング収納
リビングバックヤード収納
脱衣所収納
大きな窓が並び、日差しが心地いい縁側のような空間。畳コーナーには、一枚板のカウンターを付けました。ママの趣味スペースや子どものお昼寝、遊び場にと多様に使えます。
キッチン横に、洗濯コーナーを設けました。ここからリビングの子どもたちを見守りながら、洗濯機をまわす→干す→畳むまでできます。キッチンの作業と同時進行もできるので、時短になります。急な来客も、ロールスクリーンで目隠しをすれば大丈夫です。
勾配天井で、開放的な二階のフリースペース。子どもたちが小さなうちは、大きく広々と使えて動き回れて遊べるのがよかったです。
そして数年後。子どもが大きくなって自分の部屋が必要になり、二部屋に仕切りました。あらかじめ仕切るのを前提に、コンセントや窓の位置なども考えたつくりに。
適材適所の造作収納。家族の生活動線や、家事動線を考えた間取り。家族の健康を考えた、一年中素足がきもちいい無垢の家。フクダのスタッフが建てた家です。